・翌月にまとめてお支払い可能
・手数料無料(口座振替の場合)
・アプリでご利用金額を確認できて安心
¥500 税込
残り1点
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
送料が別途¥300かかります。
著者:吉本由美
出版社:亜紀書房
ページ数:221
発行年月日:2021年7月27日
状態:良、帯付き
ーーーーー
映画と雑誌が大好き、夢は自分好みの部屋に暮らすこと───。
18歳で始めた東京暮らし。初めて就職した『スクリーン』編集部での映画三昧の毎日。憧れの大橋歩さんのアシスタントを経て、『アンアン』の編集見習いに。そして流行発信の最前線でインテリア・スタイリストの草分けとして目まぐるしく駆け巡った日々・・・・・・。人生ってなんだか偶然と突然の連続。
この地で新しい仕事もいざ始動。猫の世話、庭仕事も忙しい。73歳となった一人暮らしの達人が、人生折々に見つけた。”年をとる愉しみ”について綴るエッセー。
ーーーーー
目次
はじめに
Ⅰ 転がる石のように
1 住みたい部屋を思い描いて
学校には行きたくない/中学時代は映画ざんまい/”憧れの部屋”の設計図描き/行き先が見えてきた──「セツ・モードセミナー」という存在
2 東京の街 みちくさ歩き 60's
スタートは新宿西口/ついにセツの生徒となる/学生運動にぎやかなりし頃/東京暮らしになじんでいく/二十歳の頃/こういう道もあったのか──みゆき通りの『スクリーン』編集部
3 映画が教えてくれた 70's
思いもしない編集部員/念願かなって試写びたり/新米編集部員はまだまだ呑気/三島由紀夫事件に全員絶句/意気揚々と原稿いただき──小森和子と古波蔵保好/ここでの限界が見えてきた/想定外の新しい生活/また一つ歯車が動いた/アシスタントの優雅な生活
4 スタイリストになる 80's
雑誌づくりを見てみたい──『アンアン』編集部/新たな道へころころと/いつの間にかスタイリストに/『クロワッサン』誕生/未知の世界に入ってみた──角川映画と松田優作/スタイリストが恋しくなって/いきなり遠距離通勤/週末は思いきり郊外族に/結局都心に舞い戻る/肌荒れかと思ったら
5 暖簾を下ろして筆一本 90's
文筆活動にシフトする/神宮球場のそばにお引越し/酒場と旅の二足のわらじ/「東京するめクラブ」発足/心は地方へと揺れ動く/東京暮らし44年に暖簾を下ろす/「自分の町」といえる場所
Ⅱ あたらしい土の上で
家に帰って
揺れる日々
街をされく
始まり
よりどころ
私の朝は猫仕事から
家を繕う
我が家の庭のささやかな歴史
母の器たち
真夜中の新聞
70歳の夜のひらめき
老後の仕事 私の場合
ヒルデガルトの長いお話
人生は小さな愉しみのつづれ織り
あとがき
レビュー
(1)
送料・配送方法について
お支払い方法について
¥500 税込