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著者:小山慶太
出版社:中央公論新社
ページ数:228
発行年月日:2009年4月25日
状態:並、シミあり、本体裏表紙に汚れあり
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犬は、人類ともっともつきあいの長い動物である。番犬や狩猟犬としてだけでなく、パートナーとしていまや人の生活に欠かせない存在である。人は犬とめぐりあい、一緒に走り、共に暮らす。しかし犬は人よりもはやく老い、先に死んでいく・・・・・・。人はなぜこれほどにも犬に愛着を抱くのだろうか。本書は人と犬のさまざまな関わり合いを、夏目漱石や向田邦子、江國香織などの文学作品を通して味わうものである。
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目次
まえがき
1章 漱石の飼い犬
猫よりも犬が好きだった漱石 / 『それから』の脇役となった犬 / 漱石とホメロス / 漱石とヘクトーの交歓 / 胃潰瘍による病臥 / ヘクトーの死 / 手向けの句 / ヘクトーの墓
2章 犬の親権
パンか書物か / 病弱な子犬 / ”母”は強し / 離婚騒動に巻き込まれた犬 / 咬みついた犬 / 犬と子供 / 逃避行の果てに
3章 老犬の涙
赤ちゃんと子犬 / 老犬を看取る辛さ / 川端康成と黒牡丹の死 / 平岩米吉の歌集『犬の歌』 / 捨てられた老犬との出会い / ジェームズ・ディーンに似たムク犬
4章 狼の英知
犬の祖先 / 飛ぶオオカミ / 消えたニホンオオカミ / ロマンを求めて / 犬か狼か / 雪の上のニホンオオカミ / 高速道路を疾走するオオカミ犬
5章 犬を介した男と女の出会い
犬と歩けば / 犬を連れた娼婦 / 犬に愛想を尽かされた男 / 毛糸玉のような子犬 / テムズの川下で / 恋文を運ぶ犬 / 唐犬と禿 / 消えゆく犬の目
6章 ファンタジーの中の犬
犬と子供と座敷わらし / 間引きされた子の悲しい話 / 猫とカモメ / 犬とオオタカ / 聖夜に死んだ少年と犬 / 幸福の王子とマッチ売りの少女 / 机上の小奇犬
7章 日本犬のいる風景
秋田犬と若い衆 / 犬小屋での自殺未遂 / 猟師と熊猟犬 / 高安犬の絶滅 / 川上犬の復活
あとがきに代えてー我が犬の記
参考文献
レビュー
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